HIROMI INAYOSHI ARTS 稲吉紘実の芸術

国宝と並ぶ稲吉紘実の象徴芸術 神器。
その真実を映像化。

CONCEPT MOVIE

CONCEPT MOVIE
SHINKI (Sybolic Art of Hiromi Inayoshi)
神器 稲吉紘実の象徴芸術

監督:稲吉紘実 撮影監督:浅岡ジョージ 撮影:関口尚志
主演:世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺 第51世 瀬川大秀門跡猊下
企画製作:株式会社ロメロ 制作:株式会社アマナ

世界遺産 仁和寺を舞台に千年の歴史の中で繰り広げられる
稲吉紘実の象徴芸術、 神器の世界。

現代の芸術作品が国宝と並び、神器へと昇華する。

その瞬間、その真実を映像が捉える。

TAKASHI SEKIGUCHI

三者共鳴する神秘的瞬間

仁和寺は、単なる仏教寺院にとどまらず、時を
超えた精神的な真理が静かに息づく場所のように感じ
られます。京都の古都の風景に溶け込みながら、
無常と永遠という相反する概念を同時に象徴し、その
建築、庭園、そして空間全体が、ある種の「無」を
体現しているかのようです。この仁和寺において、門跡
猊下の存在感はまさに「無」から生まれるものに
感じられます。猊下の教えや佇まいには、権威や力の
誇示ではなく、真の力とは「無」における自在さ、
すなわち物事の本質を極めつつ、変化と調和を受け
入れることにあると示唆されています。
また、芸術と哲学的アプローチを通じた表現を探求
してきた稲吉紘実教授は、神器を通じて「無」と
「有」の境界に問いを投げかけているようにも見えます。
その作品は、精神的な空間と深く共鳴し、神秘性と
調和が見事に響き合っています。この三者が交わること
で生まれた世界は、視覚的な美を超え、精神の
深層に触れる貴重な瞬間を生み出しました。その瞬間を
フォトグラファーとして映像に捉えることができた
ことに、心から感謝申し上げます。

株式会社アマナ
シネマトグラファー
関口尚志

profile

日本を代表するフォトグラファーの一人。40年超にわたり
国内外のラグジュアリーブランドのジュエリーや時計をはじめ、
美術品、化粧品や飲料、企業イメージ広告など数多くの
撮影を手がける。NY ADC Awards、New York Festivals、London
International Advertising Awards、APA Award、毎日広告賞、
読売広告賞、その他国内外の賞を多数受賞している。

JYOJI ASAOKA

神器、門跡猊下、仁和寺など、神秘的で
厳かな世界観を実直に映し出す

コンセプトムービー「SHINKI」稲吉紘実の
象徴芸術 仁和寺編の制作において大切にしたことは、
過度な演出はせず、無駄を省いた極力シンプルで
ピュアな映像にしたことです。神器、門跡猊下、仁和寺
など、被写体となる人やモノ自体に神秘的な魅力
と深みがあるので、それを最大限に引き出すためには
実直に映し出すことが良いと考えました。ただ
被写体を映せば良いということではなく、その中で最も
こだわったのは、ライティングです。冒頭、漆黒の
中に美しい光の曲線を纏う神器、宸殿を柔らかく包み
込むようなしっとりとした光、金堂に微かに漏れ
広がる外光と蝋燭の灯、敢えて曇りを狙った五重塔や
外観など外のシーン、そのどれも強いコントラスト
が立たず、滑らかに豊かな諧調で映し出し、現実であり
ながらも非現実のような神秘的で厳かな世界観を
つくりました。仁和寺のシーンにインサートされる神器は、
艶やかで上質な漆黒の漆が反射する美しい光の
ラインと七色に光る玉蟲の輝きにこだわってライティ
ングをしました。本作の映像と音楽を通して、この
神秘的で厳かな世界観を体感してもらえたら制作者の
一人として幸甚です。

撮影監督・演出・編集
浅岡ジョージ

profile

気鋭の映像ディレクターとして、TVCMやWEBの広告映像
からMusic Videoなど幅広いジャンルで活動。その人、そのモノが
持つ潜在的な魅力を最大限に引き出す演出を得意とする。
またストーリーテリングな構成力、編集演出によって芯の通った
人間情緒ある作品性がある。感性に訴える綺麗さ、カッコイイ、
かわいい、美しい、など普遍的な映像美を切り取ることをモットー
にしている。

TETSUYA MINAKAWA

仁和寺と仁和寺の門跡、そして総合芸術家
稲吉紘実教授の象徴芸術である神器を題材に
した短編ドキュメンタリーの制作

稲吉教授からの突然のご依頼を受け、仁和寺への
取材から始まり、演出プランの作成、ロケハン、
さらには撮影本番に至るまで、わずか1ヶ月という限ら
れた時間の中で全てを進めていきました。
真言宗の総本山として名高い仁和寺、その門跡猊下に
紐づく歴史と伝統、そして世界遺産として誇る
壮麗な建築物。さらに、一般にはほとんど目に触れる
ことのない国宝・宝物までも、特別な許可を得て
撮影することが叶いました。そのため、撮影には最大限
の安全対策を講じながらも、最高のクオリティを
追求しました。また、門跡猊下に奉納された稲吉教授
創作による神器「SHINKI」は、漆と玉蟲の羽に
よる精緻で巧妙な造りが際立つ作品であり、仁和寺と
いう神聖な空間の中、そしてスタジオという二つの
異なるシチュエーションで、撮影のスペシャリストたちは
その美しさと魂を映像に刻むべく神経を研ぎ
澄ませました。その映像に荘厳さを与えたのは、松永
貴志氏によるピアノ音楽です。完成試写を見た
音瞬間、あまりの感動に鳥肌が立ったことを今でも鮮明に
覚えています。約9分にわたるこの映像には、神器
を含むすべての対象が持つ、外面的な美しさだけでなく、
内に宿る力強さや魂の響きも映し出されています。
ぜひ、視聴の際には五感を研ぎ澄ませ、心ゆくまでその
深遠な世界に浸っていただきたいと思います。

株式会社アマナ
撮影チーフプロデューサー
皆川哲哉

profile

株式会社アマナ/チーフプロデューサー
2001年から今日までアマナで大手代理店やクリエイティブ
ブティックの担当プロデューサーとして活動。2015年
から2021年まではアマナの執行役員としてプロフェッショナルな
クリエイティブマーケットの拡大や社内クリエイティブの
価値向上の役割を担う。現在もコンテンツ制作現場の第一線で
プロデュースおよびプロジェクトマネジメントに
取り組んでいる。

EIJI UEHARA

映像を超越した映像とは、もはや
世界観そのものである

ナレーションとは画竜点睛だと言われることが
ある。完成した映像に声を吹き込む。それによって
作品は覚醒し、魂を得ることができるのだと。
ただし映像の咀嚼が必須なナレーション読みには、
かならず心算が伴う。語るという行為は個性と
いう名の作為によって映像を支配することすら可能だ。
それが「魂を吹き込む」という文脈で使われる
こともあるのだろう。だが、今回に関しては少し違う。
魂を吹き込まれたのはむしろ私のほうだ。
この映像の巨きさは何だろう。もはや映像というより、
ひとつの世界観そのものではないのか。
私がナレーターとしてこの藝術に参加するにあたり
心掛けたことはひとつしかない。純化である。
作為をなくし、有り体のまま平板に読むという意味
ではない。発せられた声のなかに潜む、高低や
緩急、そして発音のなかに生じる心算を極限まで作品
の世界観に委ねること。それしか術はない。
そして、純化とは私の面授の師である稲吉教授から
受けた教えである。各界に冠するクリエイター
たちとこの偉大な創造のバトンに参加できたことは
大変光栄であり、この上ない僥倖である。
心より感謝したい。

ナレーター
上原英司

profile

ナレーター。コマーシャルフィルムを中心に報道から
バラエティまで幅広い分野でナレーションを担当。日本民放
連盟賞、アメリカ国際フィルム・ビデオ祭受賞作を
含むドキュメンタリーの語りも多数。

MASAYUKI MINODA

永遠不滅の貌

稲吉教授と初めて会ったのは2003年のことです。
タイ国国王陛下のために創られた象徴芸術(パーソナル
マーク)を目にしたとき、そのあまりの見事さに
鳥肌が立ったことを覚えています。稲吉教授が創る
造形は、まるで天にある理想の形をそのまま地上
に降ろしてきたように、一分の隙もなく美しいのです。
しかし、それ故に苦難が生じます。稲吉教授の
心眼は1ミクロンの誤差も許さないからです。そこから
天にある完璧な形をこの世に降ろしてくるまでの、
血の滲むような努力が始まるのです。稲吉教授ほど、
最後の完成形にこだわるアーティストを私は
知りません。納得がいくまで何度も何度もやり直しを
指示し、それはときに現場の人間が悲鳴を上げる
ほどです。が、それ故に、地上に再現された稲吉作品は、
見たことのない完璧な美を纏い、この世に降臨
するのです。稲吉教授のSHINKI、そこに私は芸術を
超え、神の領域に達したものの凄みを感じます。
「真に美しいものは、永遠に美しい」。天から降りてきた
美は、地上に命を得て、永遠不滅の貌(かたち)を
纏ってこの世に存在しつづけるのです。

コピーライター
蓑田雅之

profile

コピーライター。一般社団法人楽習楽歴代表理事。
財団法人東京サドベリースクール評議員。コピーライターズ
クラブ新人賞、毎日広告デザイン賞部門賞、宣伝会議
ベストコピー・オブ・ザ・イヤー入選、ニューヨークADC賞銅賞
ほか受賞。別途、不登校の保護者を対象にセミナー活動を
展開。著書に小説「繭の城」がある。

RYO SHIBATA

光で映す

「SHINKI 稲吉紘実の象徴芸術」の撮影で私が
何より大切にしたのは、対象が本来持つ美しさとそれを
取り巻く空気の緊張感を壊すことなく光で映し出す
ことでした。漆黒の神器に光を添えるには高度な工夫を
要する現場となり、鏡のような質感はわずかな映り
込みすら許さず、光の一手一手に細やかな配慮が求められ
ました。金堂の撮影では、ただ佇むだけで圧倒される
ような静けさと重みが空間を満たしており、その空気に
ふさわしい光を探りながら、美しさと場の持つ力を
損なわぬよう光でそっと輪郭を与えることに努めました。
稲吉紘実教授の創作した神器のもつ静謐な存在感と
空間が湛える静けさや重みを、光を通して形にすることは
私にとってこの上なく貴重な経験となりました。
照明という立場から関われたことを、心から幸せに
思っています。

照明監督
柴田 亮

profile

2007年より照明技師として活動を開始。
TV-CMやWEBムービーなど広告映像を中心に、商品や人物は
もちろん空間そのものの魅力を引き出すライティングを
得意とする。陰影を活かした印象的な画づくりから化粧品などの
ビューティまで、幅広いトーンのライティングを手掛ける。

LIME OBATA

引き算の美学

初めて神器、そして仁和寺を目の当たりにした時、
創造美としての強烈な存在に圧倒されました。足し算
ではなく引き算の美学。この感情を隔たりなく、
作品に触れる方々に伝えるために全ての制作スタッフ
が同じ想いを持ち、真に作品と向き合わなければ
と考え制作を進行しました。映像構成から撮影・編集の
工程のほとんどで、難題と向き合わなければなら
ない場面がありましたが、その全てを乗り越えることが
出来たのは、紛れもなく協力頂いた制作スタッフと
稲吉教授のクリエイティビティが発揮されたからなのだと
思います。「SHINKI 稲吉紘実の象徴芸術」を
通して私たちが見て感じたものと同じ感情が生まれる
ことを願って。そしてより多くの人の目に触れる
ことを望んでおります。

撮影プロデューサー
小幡来夢

profile

2015年 株式会社アマナ入社。
2024年より株式会社シー・エヌ・エス所属。人物撮影から
シズル、CGなど幅広い表現の映像・グラフィックの
プロデュースを手掛け、現在ではイベント企画・プロデュース
にも領域を広げ活動。

SHINKI(神器)
稲吉紘実の象徴芸術
Credit Title

企画: 河原裕子
製作総指揮:Prof. 稲吉紘実

エグゼクティブプロデューサー:
安部実規紘

制作プロダクション:株式会社アマナ

監督:Prof. 稲吉紘実
撮影監督・演出: 浅岡ジョージ
撮影:関口尚志
編集:浅岡ジョージ

神器(漆蒔絵作品)創作:Prof. 稲吉紘実

主演: 瀬川大秀
(世界遺産 真言宗御室派総本山仁和寺 門跡猊下)

舞台:世界遺産 真言宗御室派総本山仁和寺

音楽監督:Prof. 稲吉紘実

音楽(作曲・ピアノ演奏):松永貴志

ナレーション:上原英司

ナレーションコピー:蓑田雅之

神器(漆蒔絵製作)
製作総指揮:佐藤貴彦
製作:株式会社 佐藤喜代松商店

照明:柴田 亮
照明:柴田 亮
録音: 小野幹和
撮影助手:長谷川 哲/有泉 渓/ 鈴木まさる
岡田光平/善村 仁
照明助手: 丹羽ななえ/近藤 玲/井本崇文
西康 宏/萩原弘太/新田泰之/大類友樹
DIT:角田康治/大類康平
美術製作:佐藤秀仁/小野裕哉
仕掛け: 渡邉和明
カラリスト:伊藤創太
オンラインエディター:中田勇一郎
整音:小野幹和
撮影チーフプロデューサー:皆川哲哉
撮影プロデューサー:小幡来夢

協力:世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺/
アマナフォトグラフィ/小輝日文/アーク・システム